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ゴンゾー日記バックナンバー(2006年1月〜7月)

新年、あけましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。2006年になりました。今年は世界選手権も日本で開催され、リーグ初代チャンピオンが決まるビッグイヤー、「挑戦」という言葉をテーマに今まで以上に、レフとして人として成長できればなと思います。
明日からは、全日本総合選手権(見に行く予定)、3日からは有明でリーグ再開、また、タフな試合が続くと思いますが、全力でそれに向かっていきたいと思います。
「これでいいや」と思うことなく、「良い年になりますように」ではなく、良い年に自分の意志でしていこうと思います。
今年も全力で頑張ります。今年もよろしくお願い致します。
(2006.1.1)


大注目OT

こんにちは。 お元気ですか?
日本は寒いです。体調管理をしっかりしようと言っていた矢先に、自分自身が体調不良で約3日間、寝込んでいました。立ち上がることもできないくらいひどく、まさにノック・ダウン状態でした。新年早々のリーグ再開に気合を入れていたのに不覚でした。でもまた、このような事柄からもいろいろ新しいものを感じることができるんだなと発見もありました。
今年こそは全日本総合選手権を一人のバスケファンとして行く予定が、まだ行けていません。かならず日程終了までには行きたいです。
昨日、あるNBA選手についてのニュースが目に飛び込んできました。若いながらNBAで名のある選手ですが、数年前までは、少し弱そうな無名の選手でした。それが今ではベテラン張りのプレーを見せるまでに変わったと言う話でした。
私には、たくさん応援しているバスケットの選手、コーチ、レフの方がいます。
今年、一番応援している選手、それは延岡学園2年の永井オーテイス(通称OT)選手です。
小さい頃から私は彼のことを知っています。
お母さんもとても素晴らしい人格者で、彼女にはいつも助けられ、いろいろ学ばさせてもらっています。去年のインターハイ決勝、高校選抜と見に行かさせてもらいました。そのときのオーテイス選手の表情は、弱そうな青年から大人びた表情へ変わっていました。プレイに驚くよりもそのことに一番驚きました。
挑戦という「自分の意志」で決めた環境(ステージ)でやるということは、本当にその人を成長させるのだと改めて感じました。「環境」とは本当に人生の凄いスパイスですね。
今年は、このオーテイス選手に注目してくださいね。よろしくお願いします。今週も、どこかで笛を吹いてるかもしれないので、「酷評」お願いします。ジェスチャーが分かりづらいので、もっとわかりやすく決められるようにしなくてはいけません。
年明け早々にダウンしたばか者がここにいますので、みなさんは風邪をひかないよ うにしてください。
では。
(2006.1.5)


本土ではないけれど

こんにちは。お元気ですか?体調の方も徐々に良くなり、また体を動かし始めています。
先日、行われたオール・ジャパンでたくさんのレフの方とお話が出来たので、とても嬉しかったです。また、各地方でも声をかけられ、時には、アドバイスもいただけるので自分自身の糧になっています。
そして、驚くことに米軍基地やインターナショナルスクールで行われるバスケットの試合にレフとして参加できるようになりました。後は、ルールテストを受けて、パスする必要がありますが、頑張ってこの試験をパスしたいと思います。ここにいるレフから学ぶことはとても多いです。選手のレベルは、本土の選手より劣るかもしれませんが、後はすべて本土と一緒です。
日本でもこのような場所に立てるとは考えもよりませんでした。
言葉も、なにもかもすべて未熟、もっとたくさんの努力が必要です。
シーズンを通しても、課題も多く、まだまだファン、コーチ、選手に納得してもらえる笛がふけていません。
メンタル部分のコントロールもまだ、甘いです。いい部分は、いい部分で自信につなげ、自分自身のレベルアップを図りたいと思います。
頑張るぞ。
(2006.1.18)


ハングリーに

こんにちは。お元気ですか?まず、私の母校である秦野南が丘高校男子バスケット ボール部おめでとう、と言わせてください。先日、行われた神奈川県高校新人大会で見事、初優勝を飾りました。いやー凄いし、嬉しいです。歴史に新たな1ページを刻みました。おめでとう 。関東大会も、それ以降の大会も頑張ってください。
私自身は、2週連続で北の都市へ行ってきました。特に2週目の試合は、シーソーゲームの好ゲームで、レフとしても疲れました。まだまだ自分自身の集中力のなさ、バスケットに対する理解のなさ、精神的未熟など、様々な自分の弱い部分が浮き彫りになりました。毎日をもっと大切にしていかなくてはいけないと改めて思いました。両チームのブースターの方も熱が入り、レフへの罵声?(言いすぎ)も多くありました。でも、それが出てきたことは、すごく嬉しいことです。それだけゲームと一体となって応援しているということですから。レフは、いじられる役割です。それもバスケの一環だと思っています。
今週も合同トライアウトがあり、受験者の真剣な眼差しを見ると、こちらまで頑張らなくてはいけないと感じました。米軍のレフの方々から受けるアドバイス、彼らのもっている感性、これも大きな財産となっています。
また、今週から強い気持ちで挑戦していきたいと思います。
頑張りますよ。
(2006.1.31)


シーズン後半戦 スタート

こんにちは。お元気ですか?昨日、雪が降りました。驚くことに、その道路に積もった雪のせいで車が滑っていました。普段、あまり雪が降らないところなので、一回、雪が降ると大変です。
さて、おとといからシーズン後半戦がスタートしました。私自身も関東圏内での試合に臨みました。この試合に臨んだレフェリークルーの仲間からいつもスリーメンのメカニックについて、たくさんのことを教わっています。彼らのもっている考え方や理解は、自分自身にとって凄くプラスになります。
ジャッジについても、シグナルひとつについても、姿勢、考え方、マネージメント、先を見る力、たくさんの課題があります。ひとつの試合も納得できるものはありません。
でも、毎回、毎試合、しっかり自分を分析して、次の試合につなげなくてはいけないし、自分をどんどん成長させなければと強く感じます。
この前の「レイカーズ対ニックス」の試合を見られた方も多かったと思いますが、とても興味深い試合でした。レフェリーの姿勢、その精神力は、自分に絶対必要なものだと思いました。
まだまだ夢の道のりはとても長いですが、目標をしっかりもって自分自身を磨いて、追い込んでいきたいです。
頑張ります。
(2006.2.6)


何を感じているか?

こんにちは。お元気ですか?今日はかなり暖かいです。カリフォルニアの気候を思い出すような暖かさです。NBAのオールスターも今週末、どのようなスーパープレーが見られるかと今からワクワクしています。一回でいいから、現地に行って見てみたいですね。
さて、先日もナイスゲームをレフしてきました。展開がとても速いチーム同士だったので、フロウ、笛の選択がとても難しかったです。でも、レフェリー3人が思うことを話し、同じものを感じ取れるケースもあったので、その点はよかったと思います。
しかし、まだまだ、ファンの気持ちを理解した上でのマネージメント、フロア以外にいる人が何を感じているかという理解があまりにも低すぎると今回は、痛感しました。
レフの姿勢、癖、腕の上げ方といった細かいところの修正がまだできていないので、しっかりテープを見て、確認したいと思います。
特に弱い部分は、ポジショニングです。先日も選手と目線がつながってしまい、プレーが見えず、ジャンプボールにしたケースがありました。選手の動き、ボールの動き、キープレイヤーのいる場所などをしっかり見て、目的のある動きをしなくてはいけません。
改善点はレフの技術のみならず、私自身にもあります。
それと、カリフォルニアから先日、とても嬉しい内容のメールが届きました。
それは、また、お知らせします。
さあ、頑張っていくぞー。
(2006.2.15)


レベルアップ

こんにちは。お元気ですか?今日は暖かいです。暖かい日に体を動かすのは本当に 気持ちがいいですね。先日のNBAオールスター見ましたか?ダンクコンテストのネイト・ロビンソンのスパット・ウエッブ超えダンクは、本当に凄かったです。良くあんなに跳べるなと感心してしまいました。彼は、たくさんのプレイヤーに夢を与えました。凄い、優勝おめでとうございます。
 オールスターゲームでは、何回ダンクシュートがあるんだろう?と思うほどでした。見せるプレイから本気モードプレイに変わったりととても見ごたえのある試合でした。MVPを取ったレブロンがまだ、21歳なのには驚くしかありませんでしたね。
 オールスターゲームの試合は(テレビで)見て楽しめばいいのに、どうしてもレフェリーに目がいってしまいます。特に57番のレフェリー、グレッグ・ウィリアード氏と写真を一緒に取ったことがあり、しかも同じ地区に住んでいたので、勝手に親しみをもって「ナイスコール、ナイスポジショニング」などど応援していました。オールスターならではのフロウもとても勉強になりました。オールスターの試合は、本当に楽しいです。
 さて、先日の土日曜日は、バスケット熱が凄い日本海のある地域でのレフでした。凄いなと思ったのがアウェイチームのブースターもたくさん来ていたこと。そしてそのブースターに対して、ホームチームのブースターも敬意を払っていたことです。このような事から、各地域に密着したブースーターが生まれるのだと思いました。
 レフェリーもこの地域での試合になると、ブースターから様々なことを叫ばれます。けれど、その声がまた強いレフェリー、タフなレフェリーを育ててくれるのではないかと思います。
 フロアに立っている時の感じ方や、ブースーターの方たちが何を感じているか?
その時、その時に何を感じるか?ということもレフには凄く重要なことだと思いました。常に自分の意志を強く持ち、同じことを2度と反省しなくてもいいように自分自身のレベルをアップしなければいけません。
 頑張るしかないですよね。頑張ります。
(2006.2.22)


レフェリーのみならず

こんにちは。お元気ですか?寒ーいです、今日は本当に。どこかで雪が降っているのでは??
今、私の周りには、とても刺激的なメンバーがいます。彼らは学生であったり、社会に出た経験のあるメンバーなど様々です。ほとんどバスケットを知らないメンバーもいるのですが、彼らの姿勢や人としての魅力には、いつも刺激を受けます。カリフォルニアにいた時は、いつもレフのことを考えて夢をかなえることばかりを考えていました。
しかし、日本に戻ってから、またそういったメンバーに会ってから、バスケだけではなく、様々なことを学び勉強することも必要なんだ、と凄く感じるようになりました。また、勉強することによって自分自身の幅も生まれ、レフェリングに繋がるのだと感じるようになりました。
師匠のヒュウ・ホリンズにいろいろ教えてもらっていたとき、「NBAのレフェリーになる人は、とても人間性のある大らかな人だ」と思っていましたが、ただ、レフェリーを知ることではなく、様々な分野を知ることが大事なんだと思いました。
まだまだ、すべてにおいて勉強不足です。頑張らないといけません。
今の自分自身のレフェリングについても、ゲームの流れを読むこと、コーチ、選手、ファンが本当に気にしていることを取り上げているのか、真っ直ぐに流れているものを、自分自身の笛によって流れを変えていないか?課題は多いです。課題は死ぬまでなくならないし、バスケットは生き物なので、常に勉強の必要がありです。
リーグでの選手、ゲームの質の高さは、本当に怖いくらいに早く上がっていると思います。レフェリーもそれを引っ張る強い気持ちを持っていかなければ、いけないと感じています。
まだまだ、長いシーズン、頑張ります。
頑張りましょう。
(2006.2.28)


理解と経験

こんにちは。お元気ですか? アメリカでは、大学バスケットが熱いのではないでしょうか?日本では中々、大学バスケットの情報が入ってこない(探していないからでもありますが)ので、とても気になります。カリフォルニアの知人達も高校や大学の地区プレイオフが終わって、今年のバスケシーズンも終了したといった連絡も来ました。
 私自身のシーズンは、残り約2ヶ月、これからがもっと熾烈な戦いになるので、レフとしてさらに気を引き締めていかないといけません。特に今はスリーメン(3人制の動き)に対しての、理解が増したので、自分のジャッジについて指導してもらい、また仲間の試合を自分と反省しあって、仲間同士で切磋琢磨しています。何回も指摘される表現力を鏡の前でしっかり練習し、どんな場面でも簡単にできるようにしたいと強く感じています。
 夏のサマーキャンプで見た現役のNBAのレフェリーやレフェリー候補の メンバーと自分を比べてみても、差が歴然としていました。あの時、感じたプロのコールのレベルには到底、まだ追いつけません。でも、必ず追いつかなければならないし、また追い越さななくては駄目です。もっともっと自分自身を磨かなくてはいけません。それはバスケを通してもそうですが、バスケ以外のことにも挑戦し、学ぶ必要があります。
 先日、日本でのレフの指導者の方に言われました。お前に足りないのは、ポジショニングの理解と経験だ。
 周りの頑張っている人に負けないように、自分自身もしっかり頑張りたい。
では、また。
(2006.3.8)


ゲームの中での修正点

こんにちは。お元気ですか?今日は、休日を使って朝からワークアウトに行ってきました。いくら若い(?)からといっても、やはり長いシーズン、少しづつ疲れも溜まってきます。なので、ワークアウトではリラックスしながら、また、楽しみながら行うことに注意して体を動かしています。
先日は、グループ運動というエアロビクスみたいな運動で汗を流しました。
これがまた、激しい運動でびっくりしました。若い人から高齢者まで様々で、あまりリズムにのって踊ることが得意でない私は、誰よりも「ヘナチョコ・グループ運動」になっていました。でも、楽しかったです。
さて、先日は、九州地区に行ってきました。その地区の人たちはとても親切で、海も綺麗で良かったです。しかし、レフの内容は良くなかったです。軽いコールも多かったし、一貫性をもってジャッジできていなかったと思います。昨日、その試合のテープを見てもらい、反省をしてもらいました。言われたことをしっかり受け止めて、次につなげて少しでも上のレベルへ前進しなければなりません。もっと貪欲に自分のものにしていかないと駄目です。頑張ります。
シーズンもこれからが大詰めです。一試合一試合、気合を入れて、ゲームの中で反省点を修正していきたいです。
先日、試合後に、声をかけていただいた方々、本当にありがとうございました。まだまだ未熟ですが、また、何卒よろしくお願い致します。
また是非、会場でお会いしましょう。
(2006.3.18)


強い気持ち

こんにちは。お元気ですか?日本は、桜が咲きました。良く、カリフォルニアにいた時は、4月になると、日本の桜のことを思い浮かべていました(年取った??)。 知り合いのカメラマンの方が、自分自身で撮影した桜の写真を良く、送ってきてくれていたので、自分の部屋にその写真を飾っていました。本当に嬉しかったです。今は、日本にいるので、生の桜が見れることに嬉しさを感じています何故、桜をみるとうれしくなるんでしょうか??やっぱり綺麗だからですかね??
さて、先日は、いろいろとタフなゲームがあり、改めて何が必要か?感じることができました。レフリーをやる上で、凄く重要なことは 「強い気持ち」だと思いました。戦う気持ちといったら大げさですが、何が起きても、何を言われてもゆるがない「強い気持ち」がゲーム中の心の余裕、リラックスに繋がると感じました。これは、レフリーだけにいえることではなく、他の事にも言えるかもしれません。
特にいえることですが、外人のレフリーは、試合前に走ったり、アップをしない人も多いし、試合前に、ポテトフライやチキンを頬張ります。試合開始のぎりぎりまで、音楽を聴いていてリラックスしています。そして、試合が始まってもリラックスした面持ちで、堂々と笛を吹いています。特に、NBAのレフリーの方は、あの観衆で、テレビが入っていて、いつも責任者の方が、試合をチェックしています。そんな状況でも、リラックスしながら、自分達の笛を吹いています。それも、堂々とした強い姿勢で、私もそうですが、そういった外人のレフリーの方から学ぶことは本当にたくさんあります。どんな状況でも、どんな試合でもレフリーが強い気持ちを持って、ジャッジをすることは絶対必要だと、また感じました。
さあ、シーズンもいよいよ終盤、どの試合も本当に熱いです。是非、会場へ来てください。今週も頑張ります。
(2006.3.29)


ファイナルゴールは、どこですか?

こんにちは。お元気ですか?今日は雨です。せっかく咲いた桜も枯れてしまうので、雨がやむことを願うばかりです。また、4月からは高校生のバスケットも始まるので時間があれば観にいきたいなと思います。
さて、先週末は関西地区へ行ってきました。一緒にいったレフリーが仲の良い外人二人だったので、私がツアーガイドとなり、少し観光しました。また、こういった観光のときにその場所や建物の所以を説明するための英語の難しさを感じました。やっぱり予習をしていかないと駄目ですね(反省)。
今回、一緒にいったメンバーでどこかにいくときは歩いているとき、移動中の話題は常にレフリーについてです。新幹線の中では、パソコンを使いゲームを見て、3人で悪い点を言い合います。私自身も彼らから学ぶことは、本当にたくさんあるし、細かいところまでしっかりと言い合えます。1日目の試合が終わった後も、ノートを手に持って、彼らからアドバイスをもらいます。こうやってスリーメンを分かり合える環境は、アメリカにいるときもあまりなかったので、今は、必死に彼らを追い越そうとしています。
リーグの試合は本当に試合を重ねるたびに、タフになってきています。それだけ選手のレベル、コーチ陣の上手さが凄い勢いで伸びてきています。レフリーもそれに必死に追いついていかないといけません。ゲームのテープを見て反省することも大事です。コートの中で自分の課題をしっかり修正していかないといけないと凄く感じました。毎試合毎試合、いつも勝負の気持ちでいく「心」が必要だし、自分は何を目標で、どこがゴールなのかをしっかり考えながらこれからもしっかりとした、レフリーのステップを歩んでいきたいです。
さあ、今週も元気に頑張りますよ。
(2006.4.5)


不甲斐なさ

こんにちは。お元気ですか?今日は雨です。最悪だー。先日、知り合いの方からNBAの試合のテープをもらいました。そのテープはアメリカのTNTという番組がNBAの試合を放送しているもので解説者、コーマーシャル、すべてがアメリカで放送されたものと同じものでした。もちろん英語です。いつも、向こうにいたときには、見ていたのでとても懐かしかったです。
さて、今年のシーズンも残すところ、今月のみとなりました。本当なら「あっという間だった」といえるのでしょうが、正直な気持ち「長いシーズン」だなと感じています。それだけ、いろいろあったからだと思いますが。でも、これより長いNBAは、本当に凄いなと思います。
先週末は、九州地区に行ってきました。今回もたくさんの経験と反省点を得た遠征でした。毎週反省なんで、いつか「今週は、反省なし。完璧。良くやった」といいたいのですが、それは絶対にありえません。もし、そのようなことが起きるとしたら、レフリーキャリアの終わるときだと思っています。いつも、試合が終わると悔しくて、悔しくて溜まらないです。自分の力のなさを感じます。良く言われるのが、相手のせいにするのは簡単。その前に自分の力のなさを感じて、努力することが大事だと言うことです。
私の同期の友人にも、教員を目指しているバスケットのコーチがいます。彼はいつも、自分のコーチングのなさ、バスケットの理解力、指導力のなさにがっかりします。お互い、いつもこうやったらファウルは吹かれないかなと??と彼が聞き、私は、いつもこういったときにどういったことを考える?などど話をして、お互いを高め合っています。
身近なところに熱く頑張っている人達がいるので、自分自身ももっともっとレフリーが上手くなりたいと、周りにいる人達に負けたくないと思えます。
ああだこうだ、出来なかったというのは簡単です。だから、もっとレフリーもそうですがいろんな分野でしっかり自分を磨いていきたいです。そして、それが夢への一歩だと思っています。
やるしかない。
P.S 今回、会場で話しかけてくれた方々、本当にありがとうございました。まだまだ役不足ですが、これからもっと頑張っていくので、またよろしくお願い致します。
(2006.4.12)


もっともっと進化したい

こんにちは。お元気ですか?今日は、凄い突風と雨でびしょ濡れになってしまいました。あれだけ雨にうたれたのも久し振りです。気候も大分、暖かくなりコンディションも作りやすくなってきました。これからもっと体を絞って、ウエイトトレーニングを多くしていきたいなと思います。
さて、先週末で約半年、プレシーズンを入れると8ヶ月間のプレシーズン + レギュラーシーズンが終了しました。シーズン終盤には、6週連続で遠征にでていたので、凄くシーズンが長く感じました。先週末は、東北地方にいったのですが、会場の盛り上がり、ボルテージは体育館が壊れそうなくらい凄く、その声援に「凄いな」と改めて思いました。
特にその地方のホームゲームに行くとそのチームカラー一色になっています。私がこんなことを言うのも生意気ですが、今までホーム一色になるといったバスケの試合はあったんでしょうか?地元に応援するスーパースターがいなくても、地元のチームで頑張っている選手を応援する、そんな感じを受けました。
もっとしびれたのが、オフェンスファールをコールしたとき、会場にいる2600人のブースターから大ブーイングを受けたことです。海外では当たり前にやっていることでも、私自身は高校、大学、それより上のレベルで審判へのブーイングは聞いたことがありませんでした。それが、その試合では起きたのです。今まで「審判クビにしろ、どこ見てるんだー」といった言葉も耳にしました、でも、逆にそれだけレフに注目してくれるブースターが、ひとつ、ひとつのジャッジに夢中になっているブースターがそこにはいるのだと感じました。
ブースターの存在は本当に大きいと思います。彼らの声が時にはチーム、選手、コーチそして、審判をも成長させてくれるのですから。そしてさらに確認できたのが1番の財産は「経験」だということです。開幕当初は、どうなることかと思いましたが、選手、レフのレベルは経験をつむことで、フロアに立つことによって、本当に高くなっていったと思います。レフのレベルは、まだまだですが選手のレベルは本当に上がったと笛を吹いていて感じました。それだけ経験や環境がその人を育てるのだと改めて思いました。 
私自身もシーズンを通して、様々なことをたくさん学びました。その学んだことをまた学ばざるを得ないないように反省点はしっかり自分のものにしていきたいです。後退することは許されません。前進あるのみです。
来週のプレイオフに向けて、頑張ります。そして、夏のトレーニングキャンプ参加に向けて、もっともっと進化していきます。
では。
(2006.4.22)


シーズン終了、そして、これから。

こんにちは。お元気ですか?日本はとても暖かく、最高の天気です。ゴールデンウィークということもあり、どこも人がいっぱいです。 今、NBAのプレイオフ真っ盛りだと思うのですが、先日、私の凄くお世話になってる方がロスから来ていて、クリッパーズの快進撃に凄く喜んでいました。レイカーズがあと1勝して準決勝にいけば、次はクリッパーズ対レイカーズの戦いになるんですね。
凄くロサンジェルスも盛り上がりそうです。ああ、現地で試合観れたら、最高ですね。さて、私のbjリーグ ファーストシーズン、長かった約8ヶ月のシーズンが先日の30日で終了しました。会場は、本当にNBAのスタイルに似ていて大型スクリーンはあるし、キスミィーというハーフタイムショーも行っていたし、チアも華々しく踊っていました。もっと凄かったのがそのチームを応援するブースター、そのチームカラー一色に染まり本当に凄かった。
私もセミファイナル、3決とプレイオフ用のユニフォームを着て、コートに立ちました。その空気は本当に異様でしたし、5000、7000人の前で吹いたことは凄く自信に繋がりました。試合の前の日には、私の尊敬する日本でも有名な2人の審判の方にアドバイスをいただき、たくさんの経験と自分の糧を得ることが出来ました。
ひとついえることは、若い??人でも、プレイオフやビッグゲームにどんどんトライして、コートの上で学んで欲しいということです。私は、まだ?やっと? 27歳、今年、ファイナル、そしてレフリーオブ・ザ・イヤーを取った親友テイム・グリーンは、3年の審判のキャリアしかありません。そんな私たちでも、7000人の前や、難しいゲームでも立ち向かっていけるのです。その裏には、たくさんの努力もするし、負けたくない気持ち、悔しい気持ちを常にモチベーションに変えながら、前に進んでいっています。いつも課題が多く、判定に納得していません。でも誰にも負けない強い気持ち、戦う姿勢があれば、もっと自分を高いレベルに持って行けるのではないでしょうか?
私は、昨日のある出来事で、さらにモチベーションが上がりました。絶対に見返したいと思いました。この悔しい気持ちを忘れず、前に進んでいきます。長いシーズンでしたが、応援してくれ方達、本当にありがとございました。いつもいろいろな話を聞いてくれたり、元気をくれた方たちにもお礼をいいたいです。
私は、おとといからこの夏に向かって、来シーズンに向かって始動しています。このオフシーズンがとても大事なものになるからです。
上手くリラックスしながら、気分転換しながら、頑張りたいと思います。
いつも日記を読んでくれている皆様、本当にありがとうございます。
また、来シーズンお会いできることを楽しみにしています。
それでは。
Have a nice offseason
see you
(2006.5.4)


さあ、これから。

こんにちは。お元気ですか?今日は、雨です。最悪だー。昨日は知り合いと久し振りに観光に行きました。天気も良かったので、歩いていてもとても気持ちよく、凄くいい気分転換になりました。でも本当に久し振りの連休だったので、こんなにも時がゆっくりと動いているのかと思いました。気分転換はかなり大事ですね。
 さて、先週の水曜日から来シーズンに向けて始動しています。(前にも述べましたね)木曜日には3試合。金曜日には2試合レフしました。試合内容もとてもフィジカルで高さもあり、なおかつスリーメンで出来たのでとても勉強になりました。試合自体がトーナメントということもあり、選手、コーチは、大分、ヒートアップしていました。この試合のことをしっかり反省して、そしてリーグでの試合、間違っているケースをしっかり克服して自分のものにして行きたいです。
どんどん、新しいものに挑戦して行きたいです。
夏のキャンプの動きについては今、調整している段階です。いい方向に進むよう願うばかりです。さあ、今日も頑張って、自分自身を磨くぞー。
では、また。
(2006.5.8)


何かを描く

こんにちは。お元気ですか? 今週末は雨が多く最悪の天候でした。もう、梅雨入りですかね?早すぎる。
海の向こうでは、日本の梅雨、寒さに負けないくらい熱いNBAのプレイオフが行われていますね。長ーーーいレギュラーシーズンを行って、また、長いプレイオフを戦うなんて本当にタフですね。さて、先日は、米軍基地内でチャンピオンシップの試合を2試合、レフしてきました。吹いたメンバーは、親友のデビットとTJの二人です。特にデビットは、いつも私にいろいろなことを教えてくれます。技術、ファンダメンタル、レフリーとはどのようなものか?など、近くに彼のような存在がいると本当に勉強になります。
試合内容は、お互いの意地??のぶつかり合いで、トラッシュトークの嵐でした。
それもまたバスケットボール、とても楽しかったです。そして、昨日と今日とレフリー研修会に参加していました。これまた、話す技術や物事の考え方「信頼されるレフリーとは?」など、いろいろな題材が出てきて、凄くためになりました。こうやって学んだことを必ず自分のものにしていかなくてはいけません。
先日、ホストファミリーや海外の仲間から連絡が来て、シーズンが終了したことを 伝えるとみんないろいろなことを言ってくれました。本当にあり難いです。特にホストファミリーは、いつも心配してくれて、気にかけてくれています。
「おまえは、私たちの家族なんだ。家族の頑張りを誇りに思う」と今回は言われました。全然、頑張ってないのに誇りに思ってくれるなんて、本当に嬉しいです。夢には希望があります。夢を描かなければ、いろいろな人にあったり、出来事を経験できません。夢を描くのは、個人の自由です。だから、たくさんの夢を描きたいです。描かない夢は、叶うことはないのですから。
もっともっと目標に向かって、頑張ります。
頑張るぞ。
(2006.5.15)


お墓に入るまで

こんにちは。お元気ですか?日本は、雨が多くて泣きそうです。まだ、梅雨入りしてもいないのにこう雨の日が多いとやっぱり太陽の出た晴れた日が最高だと思います。
さて、今年のNBAプレイオフは、第7戦までもつれるシリーズが多く、ただ見ているだけの私はとてもおもしろいです。実際に戦っている方達は、相当、タフなゲームを毎試合行っているのだろうなと思います。凄いの一言です。レフリーだってあの大観衆で自分のミスがそのゲームを決めてしまう、もしくは左右してしまうだろうその中で、仕事をきっちりこなしているのは本当に凄いことです。
私も土日レフをしてきました。土曜日は外人同士の試合を4試合、トラッシュトークが多い試合も多く、その中でのレフは格別でした。特に4試合目では、お互い背も高くフィジカルでとてもいい試合になったし、いい経験にもなりました。
反省すべき点はたくさんありましたし、自分の癖も全然、修正できていません。日曜日の試合でも選手の気持ちを感じること、トラベリングへの自分の意識のもって行きかたなど反省は山積みでした。
両日共に、土曜日はある人に日曜日はある選手に「いいレフェリングだった、お前がベスト」だと言われました。でも、私自身はそんな言葉なんて耳にすら入りません。
本当にまだまだだし、言われることが恥ずかしいくらい自分が悔しかった。 もし 一瞬でも「自分が上手い」とか「勝っている」とおもったら、その時はレフを辞めるときだと思っています。それほど、レフは大変な職業なんだと思います。
お墓に入るまで、もしくは、笛を置くときまでレフで学ぶことは終わりません。
周りにいる方たちの理解や助けのおかげで、レフをしていられると思っています。
本当にありがとうございます。
では、また。
(2006.5.30)


4ページ

こんにちは。お元気ですか?ご無沙汰しています。日本は今日、明日と大雨です。
本当に雨が多いんですよね。梅雨だからしょうがないんですが・・・。
先週、ある大学で練習試合をレフさせていただきました。内のリーグのメンバーと3人制でレフを行いました。ゲームのなかで、しっかりした目的意識をもちながら、ミスしてもいいからどんどん、自分の悪い点、身体の向き、移動するときのステップの踏み方などの練習に取り組みました。特に癖が本当に多いので、それを今は、しっかりなくすように意識して行う必要があります。
手の位置などが本当に悪いです。特に集中したときなど、プレイに見入ってるときはそういった部分が多く出るので、なおさないといけません。テープでみると自分自身の癖は、一目瞭然です。まったく自然な動きが出来ていないので、本当に駄目です。
昨日の反省会でも1試合につき、ノート4ページの反省点がでました。もっと上のレベルにいくには、この反省点を自分の物にする必要があります。 頑張らないといけません。
反省会でもしっかりとディスカッションが出来るので、いろいろと他の方から、学ぶこともたくさんあります。とても良いことです。
自分自身にいつもプレシャーをかけ、レフリーとして成長していきたいです。私の周りには、たくさんの頑張っている方たちがいます。その方たちを見ていると、自分自身の勉強不足が明らかになります。毎日が勉強、レフリー以外のことでも勉強です。
アメリカにいたときの知人から連絡が来ていて、今、夏の予定について調整中です。8月にもいろいろとレフリーとしての大切な出会いがありそうです。
皆さんと共に、お互い頑張って行きましょう。
それでは。
(2006.6.15)


こんにちは。お元気ですか?日本は、雨です。晴れがやっぱりいいですね。
神奈川県のインターハイ予選を観にいってきました。立ち見もでるほどの人で本当に高校バスケの人気は、凄いものがあるなと実感しました。応援しにいった2チームとも、接戦のゲーム展開でしたが、僅差の差で敗れてしまうという結果になってしまいました。負けたら3年生にとっての3年間が終了してしまうゲームだったので、会場のいたるところで、涙している選手たちを見かけました。私も同じ思いをしたのを思い出し、胸が熱くなりました。本当に勝てる、優勝するといわれる中で、勝ち続けるけることは、大変なことなんだと思いました。
選手のみなさん、スタッフ、ご家族の方々、3年間、お疲れ様でした。
チームを応援しにいっていても、必ず審判に目がいってしまいます。特に観客席から観るときは、簡単にトラベリングやファールだとわかります。なぜなら、凄くリラックスしていて周りが見渡せるからです。でも、コートに立つと、そう簡単にいかないもの、レフリーの難しさです。いつも観客席にいる気持ちで、吹ければいいのですが・・・・そうもいきません。
そして、普段は、スリーメンが主流なので、ツーメンの動き方を一生懸命、メモしました。ツーメンもしっかり勉強したいと思うし、高校生レベルの笛の基準、内容をしっかり学んで、もし、高校生の試合を吹くことがあったら、そのレベル、笛の基準、内容に、笛のチャンネルを変えれるようにしたいです。
全然、未熟だと感じるので、上手くリラックスしながら、楽しみながら、来シーズンへ向けて頑張りたいと思います。
いつか嬉し涙が流せるように、精一杯、頑張りたいです。
それでは。
(2006.6.10)


私がギフト?

こんにちは。お元気ですか?今日の日本は、暖かかったです。いい天気でした。
昨日は、レフを3試合、今日の午前中は、朝から友達とワークアウトに行ってきました。今年も長いシーズンになると思うので、今の間にしっかりと身体を作っていく必要があります。先日、本当に感動する、嬉しいニュースが飛び込んできました。前にもお話をしましたが、今、現時点で、夏のサマーキャンプについて調整中でしたが、その日程の細かい部分の連絡が、私のレフの知人からありました。
その内容は、来月、ロングビーチ・サマープロリーグへのレフリー参加、NBA審判員養成プログラム受講のおしらせでした。 早い時期に、決まっていましたが、ファイナルが終了したのを期に、確定の連絡をいただきました。
そして、今年のアメリカへの滞在は、去年より長いし、目標もさらに明確なのでその分、たくさんのことが学べそうで、今からドキドキしています。ずっと連絡をし合っていた知人は、とても親切で、いろいろセットアップを手伝ってくれました。
その彼から「お前がロングビーチ来ることは、何にも変えがたい大きなギフト」だよと、言われ、本当に感動してしまいました。 また、あの場所、ピラミッドに戻れる喜び、たくさんのナイスガイに会える喜びは、言葉では、伝えられません。
また、この他にも、たくさんの審判仲間に連絡をしたら、その方たちが「ロスについたら俺に必ず電話をしろ」といってくれたり、なかには、私の日系の父親的存在のジェームズ氏は、「俺は、おまえと吹くのが好きなんだ」といわれて、ゲームを何試合か、用意してくれて一緒にコートに立つことになりました。
そのジェームズは、いつも私のレフのキャリアをサポートしてくれるし、いろいろなことを教えてくれます。彼から学ぶことは、本当にたくさんあります。
もう1年以上もアメリカから離れているのに、たくさんの審判仲間がいろいろ助けてくれて本当に感動です。その分、日本でも、このキャンプでも結果を出さなくては、いけないと強く感じています。
今回も、誰かから紹介されることもなく、誰かに詳細をつめる所を行ってもらったわけでもなく、周りの方のご理解をいただき、自分自身の得意技、「しつこさ」で、いろいろ決められた部分は、あると思います。これからも、この、得意技??をもって、やっていくしかないと思っています。
また、アメリカで活躍している、日本人の方にもお会いできることも楽しみです。
それでは。
やったるぞー。
(2006.6.24)


サマーリーグ第1試合

こんにちは。お元気ですか? 今、ロスに来ています。こちらは、さわやかでいい天気です。
1年ぶりのロスなのですが、懐かしいというよりも、昨日まで、ここに住んでいた感じが凄くします。
ホストファミリーとも再会して、いろいろな話をしました。
そして、昨日からロングビーチ・サマープロリーグに審判として、参加しました。リーグの第1試合目の試合で、日本人選手も二人、チームに所属していました。
レフの反省からいうと、怒鳴られ、怒られました。NBAの審判の動き、ルールの理解が足りてなく、試合中にずっと教えてもらいながら、吹いていました。
ここは、bjリーグではないから、その考え方や、動き方、すべてを変えなくてはいけません、当たり前です。ファーストハーフよりも、セカンドハーフのほうが対応できました。これはプロの試合、気を抜くなと試合の後にいわれ、本当に悔しかったです。
でも、初のサマープロの試合では、上出来という評価をもらい、また、割り当てをもらいました。 この1試合目が、トライアウトだったようです。
この悔しさを自分のものにして、頑張ります。
(2006.7.10)


ようこそ、プロ・サマーりーグへ

みなさん、お元気ですか?今、まだ、ロングビーチで、サマープロリーグに参加しています。毎日、いろいろなことがありすぎて、とても充実しています。
先週の土曜日から始まったのですが、毎日、熱い戦いが繰り広げられています。
特に、このサマーリーグには、リーグに所属していた外人選手が4人、トヨタのドロン選手もレイカーズのチームでプレーしているので、何か?世界は狭いなと感じました。
そして、そのほかにも、4人も日本人選手がプレー。ダラスではタブセ選手がプレイしています。先日、少しだけタブセ選手と話す機会があり、その目の力強さに、私も負けられないと感じました。
私なんかと比べること自体、間違っていますが、とても刺激を受け、また頑張ろうと思いました。
毎日、レイカーズ、ダラス、メンフィスなどのゲームをみれることも凄くプラスです。今日もジェリー・ウエスト、ジャバー、ブライアン・ショウ氏を見かけました。そして、ペ二ー・ハーダウエイ選手も。
昨日、サマープロ2試合目があり、NBAの現役審判の二人と、日本人がどれだけ 吹けるのか?という周りの興味深々の目線の中、レフを行いました。
今回は、大分、落ち着いてできたので、試合が終わったとに「ウエルカム・トウ・プロサマー」とNBA審判のベニー・アダムス氏に言われました。彼は、本当にナイスガイで、今日もそうでしたが、いつも丁寧に教えてくれます。
そのほかに、周りの審判も、とても親切で、質問すれば答えてくれます。
笛や、手さげ入れもくれました。 本当に嬉しい限りです。
少しずつですが、NBAのルール、メカニックを理解してきています。 いつもノートを取っていて、すでに2冊目に突入しています。
毎日、凄いダンクを見て、目が覚めます。
明日も、タブセ選手のいるダラスの試合の後にレフです。日曜日もまた、割り当てをもらいました。
毎日、毎日、しっかり学んで、大きく成長していきたいです。
それでは。
(2006.7.14)


ベニー・アダムス

こんにちは。お元気ですか? 今日は、ロングビーチのピラミッドで3試合目のレフ をしてきました。その試合の前には、あるチームのコーチにお会いすることができました。私の吹いたチームにも、知っている顔の選手が2人と日本人選手一人、プレイしていました。内容は、これまでの2試合よりも、レベルが高く、課題も多く見つかりました。
やはり、まだ、NBAのポジショニング、デイフェンスのイリーガル・デイフェンス、テーブルへのコールの仕方に不満がすごく残ります。
この試合にも、NBAレフのベニーや、ビクター、トーマスなど、遅くまで私の試合を見てくれてアドバイスをくれました。そのひとつ、ひとつのアドバイスも必ず自分の物にして、ステップアップしなければいけません。
中でも、ベニーは、私に彼のサインとメッセージつきのユニフォーム、プレイオフ使用のジャンパー、キャップ、ポロシャツ、ペン、彼のゲームテープまで、くれました。もちろん、笛もです。
私が、来週に帰国するというと、お前に会いにまた、来るよと言っていくれました。
本当に嬉しいです。 本当にこうした最高の出会いが、たくさんあります。
明日から、また、講習会なので頑張ります。
それでは。
(2006.7.14)


亀並みの遅さ

こんにちは。お元気ですか?日本に先週、帰国しました。現地からのレポート続かずにすみません、毎日、内容が濃く、時間が作れませんでした(いい訳です)。
今回のサマープロリーグ参加、本当に本当に意味のあるとても濃い内容でした。
サマープロリーグでの4試合、ベニーや、トーマス、ビクター、スミス、ブレント、ケーシー、ヒューズ、ジャスティン、ジェイティ、ナーセル……。そのほかにも、たくさんの良い出会いがありました。
NBAプログラムでは、審判員長のロニーナン氏、現役のレフのバイオレット・パーマー、デレク・リチャードソン、ジレンスキー、デビット、グレッグ、コートニー、そしてジョイ・クロフォード氏、エド氏など本当に最高の出会いがありました。
一人一人がとても親切で、質問をすれば答えをくれるし、日本から来た名もないレフに手を貸してくれました。本当に感激したし、トライアウトをなんとかパスできて、良かったです。今回のサマーキャンプでの経験は、凄く自分自身の自信になったし、NBAのルール、動き、メカニックを行うことによって、肌でプロの審判とは何か?を感じることができました。
アメリカに行った当初、お金を払って、ロングビーチのピラミッドに試合を見に行きました。そのとき、審判を見てカッコいいなとか控え室の中はどうなってんだろうとか、テレビでみたことがある47番のベニー・アダムス氏が吹いているとか思ったりいつか必ず、ここで吹きたい、と強く思ったりしたのを今でも覚えています。
今でもそうですが、あのときも必ず自分の力で道を開いてやると強く思いました。
私の周りには、レフの関して助けてくれる人や誰かが口利きをしてその人にコンタクトを取ってくれるというのは、ありませんでした。自分で聞いて自分でチャレンジして、今の道に乗ることできたのだ思います。
まだまだ自分の実力は未熟です。学ぶこともたくさんあります。
昨日もある大会の決勝戦でサマーリーグで出た課題をもって吹きました。
とても意味のある審判でした。
常に上を目指して頑張ること。自分は努力することしかできません。才能なんて これっぽっちもなにのですから。でもいつも思うことは、最高の出会いが、たくさんあるということ。周りに尊敬できる見本とする方たちがいるということ、本当に亀並みの遅さですが、前に少しずつ進んでいきたいです。
やるしかないですよね、一回だけの人生なんですから。
(2006.7.24)

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